初めて税理士試験を受ける時、受験の準備には不安や疑問が尽きないですよね。
その中でも、意外と見落とされがちなのが「受験会場」に関すること。
今回は、先輩受験生として、税理士試験の受験会場についてお伝えできればと思います。
受験地は選べるけど、試験会場は選べないって本当?
税理士試験の受験申込では、東京や大阪など、大まかな「受験地」を選ぶことができます。
しかし、具体的な「試験会場」を自分で選ぶことはできません。
自分の住んでいる場所に近い会場になれば嬉しいですが、必ずしもそうとは限らないのです。
試験会場は、受験票が届いて初めてわかります。
会場が遠くて困った時の対策【前泊は必須?】
会場が自宅から遠いと、試験当日の移動が大変で、体調管理も心配になりますよね。
特に朝一の科目を受験する場合、朝から遠距離の移動になると疲れてしまい
集中もできなくなってしまうかもしれません。
そんな時の対策として、前泊がおすすめです。
実際に私も簿記論を受験するときに会場が家から遠かったので
1度試験会場の近くのホテルに前泊して受験したことがあります。
前泊のメリット
- 試験当日の朝に慌てずに済む: 十分な睡眠をとって、リラックスした状態で試験に臨めます。
- いつも通りの体調で試験に臨める: 遠くまで移動して体調を崩してしまうリスクを減らせます。
- 不安な気持ちを抱え込まずに済む: 事前に会場を確認したり、周辺を散策したりすることで、心の準備ができます。
前泊のデメリット
- 費用がかかる: 宿泊費や交通費など、追加の費用がかかります。
- 移動の手間が増える: 荷物を持って移動する手間がかかります。
※前泊する場合は、試験日当日も宿泊時の荷物を預かってもらえるサービスがあるか、
預かってもらえない場合は駅のコインロッカーなど荷物を置いておけるところがあるかも事前に確認しておくと安心ですよ。
前泊を検討したら早めの予約を!
私自身の経験ですが、
前泊を検討してホテルの予約を探していたところ、
刻一刻と予約が埋まっていってしまう印象でした。
税理士試験は1年に1度しかないので、
前泊を検討する人も多いのかなと思います。
なので、前泊しよう!と思ったら、早めにホテルを予約しておくことをお勧めします。
まとめ
税理士試験の受験会場は、試験準備の中であまり意識されにくい部分ですが、
当日のパフォーマンスに大きく影響を与える重要な要素です。
受験票が届いたら試験会場までの経路を確認し、
遠方になった場合の対策もあらかじめ考えておくと安心して受験に臨めますね。